統計検定2級を受けてきました
昨日統計検定2級を受験してきました。
勉強を始めたきっかけ
データを扱うことが増えてきたのですが、数字を単純に集計しても改善したのかしていないのかよくわからん。
というかどう集計していいのかわからん。ということがあり、こりゃあかんなということで体系的に統計学の基本を学び直そうと考えたのが勉強を始めたきっかけでした。
統計検定2級の範囲
2級の範囲ですが、大学1,2年次に教養で習う範囲となります。
大学時代に習っていたとは言え、2年分ですから結構広めの範囲ですね。大学時代に習っておりましたが、はっきり言ってチンプンカンプンなところが多い腑に落ちない授業だったなという記憶しかありません。
学習期間
4月辺りから開始したので、2.5ヶ月程度です。教科書1周読み、過去問1冊を1回転しただけなのでかなり抜け漏れがあります。
学習方法
公式認定の統計学基礎を1周読みました。正直これだけだと初学者には何言ってんのかわからないところがあります。しかし、公式範囲を網羅しているので、この本をベースにわからないところのみ他の書籍、Webサイトで検索するというアプローチをとりました。
試験で過去問を解くのは当たり前なのですが、最初は問ことしてもわからないので即答えを見る+上の教科書に戻るを繰り返しました。
段々自分の弱いところが見えてきます。最終的にはその弱いところだけを取り組めば良いと言う方針でいきました。
日本統計学会公式認定 統計検定 2級 公式問題集[2014〜2016年]
- 作者: 日本統計学会
- 出版社/メーカー: 実務教育出版
- 発売日: 2017/03/23
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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実際シミュレーションしてみたいところもありましたので、Rを使ってデータを解析してみました。以下の書籍でRを使って問題を解くのも面白いです。
- 作者: 山田剛史,杉澤武俊,村井潤一郎
- 出版社/メーカー: オーム社
- 発売日: 2008/01/25
- メディア: 単行本
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失敗した点
まったりやりすぎたのか、過去問をすべて終えたのが前日の夜でした。記憶が定着仕切っていない状態でした。
特に分散分析はしっかり会得しないまま試験に望んでしまいました。
今後に向けて
試験の合否も重要なのですが、今年度はもう少しデータを汎用的に(実世界で)扱えるように継続して学習を進めていきたいと思います。
小さな習慣
店頭でみかけた小さな習慣という本が後日気になり、Kindleで購入してみました。
小さな目標とは
ばかばかしいほど、簡単ですぐに達成できる目標です。
たとえば、毎日腕立て50回するぞ!とかではなく、たったの1回するぞ!といった目標です。
どんなに小さな目標であっても達成した時は気持ちいいもの。そして、小さいほど始めるのに必要なハードルは小さく、 継続しやすくなります。
習慣化プロセス
習慣化プロセスは、1日で達成できることはなく、毎日つづけることが必要です。しかし、1日目より、20日目の方が始めるそのハードルはぐっと小さくなります。これを意識して続けるといいそうです。
脳の仕組みとして、
① 状況に応じた判断をする部分
② 自動化されたパターン認識を行う部分
があります。
①は大量のエネルギーを消費しますが、②は低コストで済みます。
モチベーションが高いときには①のプロセスを行うことに抵抗はありません。しかし、モチベーションとは感情に基づいたものなので、徐々に低下していくものです。ずっと①のプロセスに頼っていくことはできないのです。
そのため、行動とモチベーションを切り離して考える必要があります。
習慣化には強い感情を引き出してはいけないということだそうです。
また、複雑な意思決定はエネルギーの消費が激しいです。このエネルギーは1日に限界があることを考慮する必要があります。
小さな習慣のプランのポイント
・小さな習慣は100個など多く作成してはだめ。2個か3個でまず行う。
・複数ある場合は、一度習慣化したい事を列挙して優先順位の高いものをまず行う。
・選んだ習慣をばかばかしいほど小さく分解する。
・なぜその習慣にとりくむのか答えられるようにする。
・抵抗を感じたら、行動をもっと小さくしてそれで満足すること。
こう考える
毎年正月に掲げる大きな目標は、正月がすぎると忘れ去られることが多い。それは最初のステップに躊躇してしまうし、次から次へと仕事が降ってくる中、どうしても後回しにしてしまいがち。
その行動は100を目指そうとしてしまうからハードルが高くなり、0になってしまうんだと思います。
100をまずは1×100に分解し、まずは最初の「1」をやってみることから始めるのがすごく重要なのだと思います。
分析ツールを使い始め
データ分析しはじめたよ
新年あけてからフルスロットルで稼働しております。特に残業代がでるわけではありませんが、残業続きなわけです。
最近流行りのデータの集約から分析までの業務が多くなり、基盤の構築からデータの分析までを行っております。
そこで前から使いたいと思っておりました、TableauというBIツールですが、こちらを存分に使える状況になり、嬉しい限りです。
慣れないツールを勉強しつつ、データを分析していくわけですが、これが非常に時間がかかります。
一番大変なところはデータテーブルの連結時に重複データが発生してしまわないようにうまいこと組み合わせることです。
そのためにSQL構文を再度復習し、どのキーで集計するかなどを色々検討しながらすすめてなんとかいい感じの数字ができた。
統計データをグラフ化
そんなわけで大夫Tableauにも慣れてきたわけで、色々数字を試してみようかと。
政府が出している以下の統計数字を用いて簡単なグラフを作成してみる。
データはエクセルで落とせるので、それをコピペするだけでデータソースが作成できる。
人口動態と婚姻について2次元でグラフ化してみた。
これを見てると、婚姻数と人口増加に相関はないな・・
というか人口が増えているのは沖縄と愛知のみか・・(滋賀も微妙にある)
各県の人口が違うので数字の比較は人口で割った割合で比較した方が良い。
沖縄の人口は東京より圧倒的に少ないので、増加率が顕著なのだろう。
その割には婚姻率は高くない。
北海道は減りが激しいですね・・次いで大阪の減りも多いのが意外です。
こんな感じでエクセルでDLできる数字を簡単にグラフ化できるのは面白いですね。
脳が冴える15の習慣
大量積読を処理するための読書録コーナー。
Kindle Unlimited へ30日体験入会で最初に購入?した本です。
脳が冴える15の習慣―記憶・集中・思考力を高める (生活人新書)
- 作者: 築山節
- 出版社/メーカー: 日本放送出版協会
- 発売日: 2006/11
- メディア: 新書
- 購入: 130人 クリック: 1,222回
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15の習慣
必要な習慣は15個あるのだが、本当に必要だと思った3つは以下。
- 集中力を高める
- 問題解決能力を高める
- 話す力を高める。
集中力を高めるとは
人間は常に楽な方へ逃れてしまいます。これは脳の仕組み上どうしようもないことで、自分を律せない不甲斐なさに悩まなくてもいいのだそうです。
とにかく時間のあるときにこなそうと思っても、いざ時間が来るとちょっとだるくなってできないことってありますよね。
これには、「時間の制約」が必要なのです。
とにかく、○○時までに終わらせなければならないという「試験を受けている状態」に持っていくことが重要。
90分間でできることを整理し、期限までに終わらせるということにチャレンジしてみようと思います。
問題解決能力を高める
取り組むべき問題をできるだけ「限定」して、それに集中できる環境をつくる。
これには、ルールを作ることが重要です。
私のような大量の積読書籍がある場合は、
第1段階
- まずは何を読んでいくかを決める。
- 読んでできた本は、売るか、捨てる。
- 理解できたが、重要だと思ったものはAへ
- 読んだが理解できなかったものはBへ
第2段階
- Aに保管している書籍は1月ごとに見直し、捨てるか保管するか判断する
- Bに保管したものは、時間があるときに見直すか、捨てる。
といったルールが必要です。でなければ、いつまでも読まれていない本がただ積み重なるだけになってしまいます。
また、前日に行動予定表を作成する。タスクを書き出し、Googleカレンダーに当てはめていく。それで、時間に制約を持たせる。
そのあと、1日の終りに予定通りに行った場合は満足し、予定通りにいかなかった場合はその理由を分析する。
話す力を高める
相手と長い話をするのが苦手です。特に、理路整然と話を組み立てて話せる人は尊敬します。(ダラダラと同じ話や支離滅裂な話ではない)
これには、メモや写真から長い話を組み立てるトレーニングが良いそうです。
例えば、テレビを見ながらでも、重要だと思ったことはメモを取り、それを話してみるとか。その時の風景、イメージも併せて記憶しておき、それを思い浮かべながら話すと言葉は多くなります。
会社などでスピーチがある場合には、練習の場としてつかえるかもしれません。
今後に活かすには?
まずは、休日も朝起きたら行動タスクを書き出し予定に入れる。
作業中は時間に制約を設け、集中力を高める。
人に伝える時は、単語をキーワードにわかりやすく会話する。
といったところから初めたいと思います。
【読書録】森鴎外生き方の知恵袋 人生論ノート
大量積読を処理するための読書録コーナー。
10年以上前に購入した斎藤孝さんの 「森鴎外生き方の知恵袋 人生論ノート」です。
森鴎外 生き方の『知恵袋』 人生論ノート―いつも自分の身近に
- 作者: 森鴎外,斎藤孝
- 出版社/メーカー: 三笠書房
- 発売日: 2006/02
- メディア: 単行本
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森鴎外の人生論ノート
森鴎外の知恵袋、心頭語からエッセンスを抜き取った現代語解釈本です。
森鴎外さんは島根生まれで、10歳で東京大学入学した、陸軍医師の超優秀な、文筆家です。
社会生活において、一番頭を悩ませる者は今も大昔も人間関係によるところが大きい。
とにかくマウントをとってくる輩、人の話を聞かない輩、嘘をつく輩、八方美人すぎる輩などなど、、
まじめに相手にしているとこっちがつらくなってしまう人間というのはいつの時代にも、どこにでも一定数いらっしゃる。
こんな人を相手にするにはどうすればよいのかというのを昔の方々は語っていただいているのです。
逆に、自分が気づかないうちにそんな人間になっている可能性もあります。自分は正しいのに周りがアホなのでついてこないと悩んでいる人は、周りから見ると上記の人間になっているのかもしれません。
日常で活かす
相手に求めすぎ無い一方、相手にきちんと貢献できているかを考えることが必要だと思います。
仕事の時間や質はそれぞれですが、仕事の成果は相手にどれだけ貢献できたかだと思います。
相手にどれだけつくしても、当たり前のように捉えられることがあります。それでいちいち落胆してもしょうが無い。
もし、より貢献度を大きくしようとしてもあまり反応がないのであれば、逆に同じ品質の仕事を少ない労力でできるように努力する。
あまり相手の反応によって自分の心労にならないように しよう。
36歳で転職して1ヶ月が経ちました
先月、36歳という転職するにはハードルが高くなると言われる年齢で転職しました。
広告業界という最近何かと話題の業界なのですが、今の所転職して良かったと思います。
前職は「ザ大企業」というところでしたが、今はやっと中堅企業になってきたような比較的小さい会社です。
良かったと思える理由は、
- 業務経験を得る機会が大きく増えたこと
- 最新Techに触れられること
- 人間関係が前向き
- みなし残業であること
業務経験を得る機会が大きく増えたこと
これは捉え方によっては仕事量が増えただけじゃないかと思われるのですが、実際そうです。笑
前職は大企業の大型案件がメインでしたので、業務の回転率が非常に小さく、1案件に1年以上費やすことが多かったです。人もそれなりに多く、一人で回せる範囲も狭いことが多かったです。そのため、スキルアップできる機会も非常に限られ、不満がありました。
今の会社では、いいか悪いか別として一人で複数案件を同時にできる状況になりました。とにかくうまくスケジューリングして多くの案件をこなせることができるようになったことは満足してます。
最新Techに触れられること
業界の先端を担っているのと、開発部門が近くにいるので比較的簡単にコミュニケーションが取れるのが良いです。コードを見ながら打ち合わせなど、わかりやすくていいです。前職はITの会社でしたがコードが読めるエンジニアがいないという絶望的な状況でした。
人間関係が前向き
とにかく成長に向かっている分野なので、皆さん前に向かって進んでおります。成長が滞ると、前に向かわずに社内の政治に向かっていきます。最悪な場合、足を引っ張り合います。引っ張り合わなくても引っ張られます。そこに結構なエネルギーを消費したり、ストレスが溜まってしまいます。そこに人生の貴重な時間を取られすぎるのは無駄です。
みなし残業である
これは見方にもよりますが、残業代が青天井で出た場合、その人が優秀で業務を早く終わらせるほど給料は低くなります。そのため、残業する人が多くなり、仕事を早く終わらせるインセンティブが働きません。
今はとにかく早く仕事を終わらせて早く帰るぞという意気込みで仕事をしております。帰れてないけど。
この業界は来る人も多ければ辞める人も多い会社かなと思います。
とにかく変なプライドを持たずに誰からも吸収しながら進んでいきたいと思います。