サンフランシスコでみたIT
7月8日からサンフランシスコへ出張。
飛行機で約11時間。時差は16時間あり、11時間かけても5時間逆戻りする。
目的は某米国企業のIT研修である。
日本企業のSI事業そのものの存在意義が希薄してしまいそうなサービスを多く目の当たりにした。
こちらは全てがクラウド上にアプリケーション、インフラが構築されているのがスタンダードになりつつある。
いままでお金や時間をかけて構築してきたインフラ環境も、マウスや簡単なプログラミングで
設定が完了してしまう。
また、アプリケーションも基本マウスクリックにて構築できてしまう。
もちろん複雑なアーキテクチャなところはプログラミングで補完できる。
要は半年かけて構築してきたものが1ヶ月くらいのスパンでできあがってしまうのである。
これでは日本のSI業界はほとんど御役目御免となるだろう。
この波は日本ではまだ小さいものかもしれないが必ずやってくるものだ。
今のうちにこれに適用できる事業をはじめなければならないと感じた。