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やれるうちにやっておく

小さな習慣

店頭でみかけた小さな習慣という本が後日気になり、Kindleで購入してみました。

  

小さな習慣

小さな習慣

 

 

小さな目標とは

ばかばかしいほど、簡単ですぐに達成できる目標です。

たとえば、毎日腕立て50回するぞ!とかではなく、たったの1回するぞ!といった目標です。

どんなに小さな目標であっても達成した時は気持ちいいもの。そして、小さいほど始めるのに必要なハードルは小さく、 継続しやすくなります。

 

習慣化プロセス

習慣化プロセスは、1日で達成できることはなく、毎日つづけることが必要です。しかし、1日目より、20日目の方が始めるそのハードルはぐっと小さくなります。これを意識して続けるといいそうです。

 

脳の仕組みとして、

 ① 状況に応じた判断をする部分

 ② 自動化されたパターン認識を行う部分

があります。

①は大量のエネルギーを消費しますが、②は低コストで済みます。

 

モチベーションが高いときには①のプロセスを行うことに抵抗はありません。しかし、モチベーションとは感情に基づいたものなので、徐々に低下していくものです。ずっと①のプロセスに頼っていくことはできないのです。

そのため、行動とモチベーションを切り離して考える必要があります。

習慣化には強い感情を引き出してはいけないということだそうです。

また、複雑な意思決定はエネルギーの消費が激しいです。このエネルギーは1日に限界があることを考慮する必要があります。

 

小さな習慣のプランのポイント

・小さな習慣は100個など多く作成してはだめ。2個か3個でまず行う。

・複数ある場合は、一度習慣化したい事を列挙して優先順位の高いものをまず行う。

・選んだ習慣をばかばかしいほど小さく分解する。

・なぜその習慣にとりくむのか答えられるようにする。

・抵抗を感じたら、行動をもっと小さくしてそれで満足すること。

 

こう考える

毎年正月に掲げる大きな目標は、正月がすぎると忘れ去られることが多い。それは最初のステップに躊躇してしまうし、次から次へと仕事が降ってくる中、どうしても後回しにしてしまいがち。

その行動は100を目指そうとしてしまうからハードルが高くなり、0になってしまうんだと思います。

100をまずは1×100に分解し、まずは最初の「1」をやってみることから始めるのがすごく重要なのだと思います。

 

 

小さな習慣

小さな習慣