【読書録】森鴎外生き方の知恵袋 人生論ノート
大量積読を処理するための読書録コーナー。
10年以上前に購入した斎藤孝さんの 「森鴎外生き方の知恵袋 人生論ノート」です。
森鴎外 生き方の『知恵袋』 人生論ノート―いつも自分の身近に
- 作者: 森鴎外,斎藤孝
- 出版社/メーカー: 三笠書房
- 発売日: 2006/02
- メディア: 単行本
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森鴎外の人生論ノート
森鴎外の知恵袋、心頭語からエッセンスを抜き取った現代語解釈本です。
森鴎外さんは島根生まれで、10歳で東京大学入学した、陸軍医師の超優秀な、文筆家です。
社会生活において、一番頭を悩ませる者は今も大昔も人間関係によるところが大きい。
とにかくマウントをとってくる輩、人の話を聞かない輩、嘘をつく輩、八方美人すぎる輩などなど、、
まじめに相手にしているとこっちがつらくなってしまう人間というのはいつの時代にも、どこにでも一定数いらっしゃる。
こんな人を相手にするにはどうすればよいのかというのを昔の方々は語っていただいているのです。
逆に、自分が気づかないうちにそんな人間になっている可能性もあります。自分は正しいのに周りがアホなのでついてこないと悩んでいる人は、周りから見ると上記の人間になっているのかもしれません。
日常で活かす
相手に求めすぎ無い一方、相手にきちんと貢献できているかを考えることが必要だと思います。
仕事の時間や質はそれぞれですが、仕事の成果は相手にどれだけ貢献できたかだと思います。
相手にどれだけつくしても、当たり前のように捉えられることがあります。それでいちいち落胆してもしょうが無い。
もし、より貢献度を大きくしようとしてもあまり反応がないのであれば、逆に同じ品質の仕事を少ない労力でできるように努力する。
あまり相手の反応によって自分の心労にならないように しよう。